口述試験編

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口述試験対策は不要?
 口述試験は、滅多に落ちる人がいないといわれ、あまり頑張って対策をする必要はないと言われます。しかしながら、実際に数パーセントの人は不合格となっており、(大半は欠席と思われますが、実際に落ちた人を見たという話をひとづてで聞きました)本番特有のプレッシャーや思わぬハプニングなどで自分がその中に入ってしまわないために、それなりの対策は必要そうです。
質問は5問で、時間にして10〜20分程度なので、意外とあっという間です。2次試験の事例の内容が頭に叩き込まれていることをベースにされるため、内容を覚えていなければアウトでしょう。何かカンペを見ながら解答という訳にはいきませんので、全文丸暗記とはいわないまでも、最低限事例の要点を頭に叩き込んでおく必要があります。そして当日は予想外のプレッシャーに見舞われる可能性もないとは言えないため、欲を言えば20〜30問程度の対策問題を頭にたたきこみ、すらすらと口からでてくることが望ましいです。
有効だった対策
 私が有効だと感じた対策は、これもやはり予備校の商材なのですが、口述試験対策の模擬面接を受験しました。価格は2000円くらいです。これは単純に予備校講師が面接官となり、本番さながらの雰囲気で、やはり2次試験の内容を踏まえた内容が質問されるというものです。模擬試験の終了後に簡単なフィードバックと採点がされ、想定質問が20〜30問載った質問集がもらえます。
 私は正直模擬面接のときはすこし怠けていて、2次試験内容の知識がおぼろげのままで行ってしまいました。質問の内容がよくわからず、その場つなぎで何やらいい加減なことを答えていたように思います。「この人適当なこと答えてるなー」とか見抜かれてボロクソ言われたらどうしようと思っていましたが、フィードバックでは「受け答えは非常に良かったです」「本番は笑顔と元気さを忘れないでください」的なことを言われたので、「あ、こんなんでいいんだ」と少し勇気づけられました。基本的に淀みなく質疑応答ができればおおむねOKのようです。
 とは言え、本番は恥をかいてそれが引き金でプレッシャーで言葉に詰まったら困るので残りの数日間で一生懸命2次試験問題分と想定質問集と対策を頭に叩き込みました。努力の甲斐はあり、本番は5問中想定質問が2問でて、対策をそのまま頭から引き出すだけで回答ができたので良かったです。やはり、試験という緊張する場面でその場で質問の答えをひねり出すというのは、予想以上にプレッシャーを感じてしまうので、そのリスクを少しでも減らせたのは大変ありがたいことでした。

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